お口の発達不全に注意してください
食べる、話す、呼吸するといったお口の機能が十分に発達していない状態は「口腔機能発達不全症」と呼ばれます。10代の約50%がこうした状態にあるとする日本歯科医師会のデータもあります。お口の発育に悪影響を与える悪い癖や行動によって引き起こされ、その大きな要因となっているのが、舌が通常よりも低く、後ろのほうにある低位舌です。口呼吸を招きやすく、歯並びやお口の発達、全身の姿勢や成長にも悪影響を与える心配があります。
このようなところに
注意してください
食べ方
食事の際に、べちゃべちゃ、くちゃくちゃと音を立てたり、お口から食べ物をよくこぼしたりする場合は、舌やお口周りの筋肉の発達不全が考えられます。
話し方
舌の位置や筋肉の発達に問題があると、話し方に影響が現れます。滑舌が悪い、長時間話をすると疲れるといった場合は要注意です。
呼吸の仕方
低位舌は口呼吸の原因になります。口がいつも開いているため、むし歯のリスクが高くなり、歯並びの乱れ、体の健康への悪影響も心配です。
姿勢が悪くなる
低位舌で口呼吸になると、頭が前方に出て、バランスを取るために猫背になります。猫背は体の成長に悪影響を及ぼすので改善する必要があります。
よくいびきをかく
舌が喉のほうに落ち込んで空気の通り道を塞いでしまうため、大きないびきをかきます。近年では子どもの睡眠時無呼吸症候群も見られます。
歯並びの乱れ
舌が正しい位置にないと、お口の中のバランスが崩れて、歯並びが乱れやすくなります。将来的に矯正治療が必要となるケースが少なくありません。

