
目次
- 歯周病は日々の丁寧な歯磨きから予防できる
- 定期的な歯科医院でのクリーニングが必須
- 禁煙とアルコールのコントロールを意識する
- 栄養バランスと睡眠で免疫力を高める
- 全身の健康管理と歯周病予防はつながっている
- まとめ
川口市イオンモール川口3階の歯医者・矯正歯科「川口サンデー歯科・矯正歯科」です。
歯ぐきが腫れたり出血したりする経験は誰しも一度はあるかもしれません。
そのまま放置していると歯周病が進行し最終的に歯を失うリスクが高まります。
歯周病は日本人が歯を失う原因の第一位とされ専門家もその予防を強く推奨しています。
今回は歯周病を防ぐために必要な予防方法と生活習慣の見直しポイントを徹底解説します。
歯周病予防の正しい知識を身につけることで健康な口内環境を維持しやすくなります。
結論として歯周病は適切なケアと生活習慣を整えることで予防できる病気です。
歯周病は日々の丁寧な歯磨きから予防できる
歯周病の主な原因は歯垢という細菌のかたまりが歯と歯ぐきの間に蓄積することです。
毎日の歯磨きでこの歯垢をしっかり除去することが歯周病予防の基本となります。
歯ブラシは毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度であて小刻みに動かすことが大切です。
さらに歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで磨き残しを減らせます。
以下は歯周病予防におすすめの歯ブラシ選びの特徴です。
- ヘッドが小さめで細かい部分まで届きやすい
- 毛先がある程度の固さがありつつ歯ぐきを傷つけない
- 毛先が開いたら早めに交換すること
- 1か月に1度のペースで交換すること
定期的な歯科医院でのクリーニングが必須
自宅での歯磨きだけでは歯周ポケットの奥まで完全に清掃することは困難です。
そのため定期的に歯科医院で歯石除去やプロのクリーニングを受ける必要があります。
歯石は歯垢が固まってできたものでセルフケアでは取り除けません。
歯周ポケットの状態や歯ぐきの炎症を早期に発見できる点も大きなメリットです。
以下は歯科医院で定期検診を受ける際のポイントです。
- 3か月から6か月ごとの受診がおすすめ
- 歯石除去と歯周ポケット測定を依頼する
- ブラッシング指導を受けて磨き方を見直す
- 虫歯の有無もあわせてチェックする
禁煙とアルコールのコントロールを意識する
喫煙は歯ぐきの血流を悪くし免疫力を低下させ歯周病を悪化させます。
またアルコールの過剰摂取も体全体の抵抗力を下げるため注意が必要です。
歯周病予防には禁煙が最も効果的な対策のひとつとされています。
タバコをやめることで歯ぐきの色や質感が改善しやすくなります。
飲酒は適量を守り週数回にとどめるなど生活習慣全体を見直しましょう。
栄養バランスと睡眠で免疫力を高める
歯周病は細菌感染によるものですが体の免疫力が弱ると進行しやすくなります。
そのため食事や睡眠などの生活習慣を整えることが予防に直結します。
ビタミンCやビタミンEを含む食品を積極的に摂取しましょう。
寝不足やストレスは歯周病リスクを高めるため規則正しい生活を心がけてください。
糖質の過剰摂取やだらだら食べは控えることも大切です。
全身の健康管理と歯周病予防はつながっている
歯周病は口内だけでなく全身の健康状態とも深い関わりがあります。
特に糖尿病や肥満などの生活習慣病は歯周病を悪化させやすいことがわかっています。
また歯周病菌が血流に入り込むと心疾患や脳梗塞のリスクも指摘されています。
持病がある方は医師と連携し口内環境と全身状態を同時に管理しましょう。
歯周病予防は健康長寿にもつながる大切な生活習慣です。
まとめ
歯周病は放置すると歯を失うだけでなく全身疾患のリスクも高める病気です。
しかし日々の丁寧な歯磨きと歯科医院での定期的なケアによって予防は十分可能です。
さらに禁煙や栄養バランスの良い食事睡眠など生活習慣の見直しも重要になります。
全身の健康管理とセットで取り組むことで歯周病予防の効果が高まります。
今すぐできることから始めて健康な歯ぐきを守りましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
東北大学歯学部卒業後、千葉国際インプラントセンターに勤務、
2015年しらかわファミリー歯科開業、2021年川口サンデー歯科・矯正歯科開業
【略歴】
・東北大学歯学部 卒業・千葉国際インプラントセンター
・しらかわファミリー歯科開業
・川口サンデー歯科・矯正歯科開業
・浦和サンデー歯科・矯正歯科開業
川口市イオンモール川口3階の歯医者・矯正歯科
川口サンデー歯科・矯正歯科
住所:埼玉県川口市安行領根岸 3180 イオンモール川口3階
TEL:048-287-8010