歯石を予防するには？今日からできる毎日のケア方法5選｜川口サンデー歯科･矯正歯科

歯石を予防するには？今日からできる毎日のケア方法5選

川口市イオンモール川口3階の歯医者・矯正歯科「川口サンデー歯科・矯正歯科」です。
歯石は24時間で形成を始め放置すると歯周病への入り口になります。
毎食後に磨いているつもりでも検診でスケーリングが欠かせない人は珍しくありません。
日本口腔衛生学会認定歯科衛生士の知見を基にエビデンスのある対策を厳選しました。
今回はブラッシングから定期クリーニングまで今日から取り入れやすい5つの習慣を紹介します。
読めば磨き残しの原因と改善ポイントが分かり来院頻度や治療費の削減につながります。
結論としてセルフケアとプロフェッショナルケアを組み合わせれば歯石は確実に抑制でき健康な歯ぐきを守れます。

正しいブラッシングでプラークを除去

歯ブラシは毛先を歯と歯ぐきの境目に45度で当て小刻みに動かすと効率的に汚れを削ぎ落とせます。
下の前歯の裏側や上奥歯の外側は唾液腺が近く石灰化しやすいため特に意識しましょう。
1本ずつ磨く感覚で2分以上かけるとプラークの残存率が大幅に減ります。
仕上げに舌で触れてザラつきを確認すると磨き残しのセルフチェックになります。

歯間ケアで隠れた汚れを一掃

歯ブラシが届かない歯間は歯石の温床になりやすい部分です。

フロスは歯面に沿わせるように上下動させ歯ぐき下1ミリのプラークまで除去する
ブリッジや奥歯の広い隙間には歯間ブラシを選択しサイズを部位ごとに変える
夜の就寝前に必ず行うと細菌の増殖時間を短縮できる

ケア後に出血が続く場合は炎症が潜んでいる可能性があるため専門家に相談しましょう。
毎晩の歯間清掃で口臭低減と虫歯予防も期待できます。

再石灰化を促す歯磨き粉の活用

歯面を滑沢にコーティングするナノハイドロキシアパタイト配合ペーストはプラークの付着を物理的に妨げます。
フッ素濃度1500ppm前後の商品を選ぶとエナメル質の再石灰化が促進され虫歯予防も両立します。

低研磨かつ高密着タイプを選ぶと知覚過敏のリスクが少ない
毎食後に米粒大を付け泡立てずに磨くと有効成分が長く留まる
使用後は軽く吐き出し水ですすぎ過ぎないことで効果が高まる

研磨剤が粗い製品はエナメル質を傷つけ逆にプラークが定着しやすくなるため注意が必要です。

殺菌マウスウォッシュで仕上げ

機械的清掃の後に殺菌作用のあるマウスウォッシュで60秒すすぐと細菌の再付着を抑制できます。
ターターコントロール成分入りを選べばカルシウム沈着を抑え歯石予防効果が向上します。
全体に液を行き渡らせるため上を向きながら左右に頬を動かすと奥歯まで浸透します。
うがいだけで終えるとプラークは残るため必ずブラッシングとセットにしましょう。

定期クリーニングでリセット

家庭ケアでは取り切れない歯石が少しずつ残るため3〜6か月ごとのプロフェッショナルクリーニングが推奨されます。
超音波スケーラーで粗い歯石を外しハンドスケーラーで細部を整えることで歯周ポケットが浄化されます。
処置後にフッ素を塗布するとエナメル質への取り込みが高まり虫歯耐性が上がります。
定期受診によりブラッシングの癖を指摘してもらえるためセルフケアの質も向上します。