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マウスピース矯正中の飲み物ルールとは?避けるべきドリンクとおすすめの選び方

マウスピース矯正中の飲み物ルールとは?避けるべきドリンクとおすすめの選び方

川口市イオンモール川口3階の歯医者・矯正歯科「川口サンデー歯科・矯正歯科」です。

マウスピース矯正を始めたけれど、「どんな飲み物なら安心して飲めるのか」悩んでいませんか?
装置が透明で目立たない一方、飲み物の選び方を間違えると着色や虫歯などのリスクを招く可能性があります。

今回は、マウスピース矯正中に飲める飲み物、避けるべき飲み物、そして日常生活での飲み物との正しい付き合い方を徹底解説します。
適切な飲み物選びを知ることで、矯正治療の成果を最大化し、トラブルを防ぐことができます。
日々の生活に取り入れやすい具体的なアドバイスを提供しますので、ぜひご覧ください。

 

目次

・マウスピース矯正中の飲み物が重要な理由
・マウスピース矯正中におすすめの飲み物
・避けるべき飲み物とその理由
・飲み物がマウスピースや歯に与える影響
・日常生活でできる飲み物との付き合い方
・まとめ

 

マウスピース矯正中の飲み物が重要な理由

マウスピース矯正は、目立たず快適な治療法として人気がありますが、飲み物の選び方には注意が必要です。
装着中の飲み物によるトラブルは、治療期間の延長や追加費用の原因になることがあります。

例えば、熱い飲み物でマウスピースが変形したり、糖分を含む飲み物が虫歯リスクを高めたりするケースが考えられます。

また、着色や変形したマウスピースを使用し続けると、見た目や治療効果にも影響が出る可能性があります。
そのため、飲み物が口腔内やマウスピースに与える影響を正しく理解し、適切に管理することが大切です。

日常的な飲み物の選び方を見直すことで、トラブルを防ぎながら快適に矯正を進められるでしょう。

 

マウスピース矯正中におすすめの飲み物

装着時に飲める飲み物

マウスピース装着中に唯一安全とされる飲み物は「水」です。
水は無色透明で糖分も酸性成分も含まれていないため、着色や虫歯のリスクを心配する必要がありません。

炭酸水も基本的には問題ありませんが、無糖で香料が入っていないものを選びましょう。
ただし、フレーバー付きの炭酸水は酸性度が高い場合があり、歯やマウスピースに影響を与える可能性があるため注意が必要です。

間違った選択を避けるため、成分表を確認し、シンプルな水やプレーンな炭酸水を選ぶことをおすすめします。

 

外した状態で飲むべき飲み物

マウスピースを外した状態では、基本的に好きな飲み物を楽しむことができます。
ただし、糖分が多い飲み物や酸性の強い飲み物(例:ジュース、スポーツドリンク)を長時間だらだらと飲むのは避けましょう。

また、飲み物を摂取した後は、歯磨きやうがいを行い、口腔内を清潔に保つことが重要です。
これにより、矯正中の歯を健やかに保ちながら、マウスピースを安全に装着できます。

 

避けるべき飲み物とその理由

装着時に避けたい飲み物

装着中に避けるべき飲み物の代表例は、色の濃い飲み物と熱い飲み物です。
コーヒーや紅茶、赤ワインなどはタンニンやポリフェノールを含んでおり、マウスピースに着色を引き起こします。

また、60℃以上の熱い飲み物はマウスピースの素材を変形させる可能性があり、一度変形すると作り直しが必要になることがあります。

糖分を含む飲み物も避けるべきです。
糖分がマウスピースと歯の間に入り込むと、虫歯や歯周病のリスクが一気に高まります。

装着中は基本的に水以外の飲み物を飲まないのがベストです。

 

外した状態でも注意が必要な飲み物

マウスピースを外している間であっても、注意が必要な飲み物があります。
例えば、柑橘系ジュースやスポーツドリンクは酸性度が高いため、歯のエナメル質を弱くしやすいです。

また、長時間にわたり甘い飲み物を摂取すると、細菌が活発になり、虫歯のリスクを高めます。

さらに、外した状態で飲み物を摂取した後、十分に口をゆすがずにマウスピースを装着すると、飲み物の成分が残り、トラブルの原因になることがあります。

外した状態でも口腔ケアを怠らないようにしましょう。

 

飲み物がマウスピースや歯に与える影響

着色や変形のリスク

マウスピースは透明な素材でできているため、飲み物の色素や成分により着色が起こりやすい特徴があります。
特にコーヒーや紅茶、赤ワインなどを装着中に摂取すると、マウスピースが目立つ色に染まり、清潔感を損なう原因になります。

また、熱い飲み物はマウスピースの素材を変形させる恐れがあり、治療計画に影響を与えます。

 

虫歯や歯周病のリスク

糖分を含む飲み物は、虫歯や歯周病のリスクを高める最大の要因です。
装着中に摂取すると、マウスピースと歯の間に糖分がたまりやすくなり、口腔内の環境を悪化させます。

さらに、マウスピースを装着すると唾液が歯に届きにくくなり、自然な抗菌作用や再石灰化作用を妨げます。
このため、糖分の入った飲み物を摂取する際はマウスピースを外し、摂取後はしっかりと口をすすぎましょう。

 

日常生活でできる飲み物との付き合い方

ストローを活用したリスク低減法

ストローを使うことで飲み物が直接マウスピースや歯に触れる量を減らせます。
特に、外出先で水以外の飲み物を摂取したい場合は、ストローを使用することでリスクを最小限に抑えることが可能です。

ただし、完全に影響を防げるわけではないため、摂取後は口をゆすぎ、マウスピースの洗浄を行うようにしましょう。

 

外食時や長時間外出時の飲み物管理

外食時にはマウスピースを外すタイミングと保管方法に注意しましょう。
装着時間が短くならないよう、飲み物を飲んだ後は早めに装着を再開することが重要です。

外出先ではマウスピース専用のケースを携帯し、食事や飲み物の後は簡単なケアを行うことで、清潔な状態を保てます。

また、糖分や着色が懸念される飲み物を飲む際は、マウスピースを外すだけでなく、摂取後に歯磨きやマウスウォッシュで口腔内をリセットする習慣をつけると安心です。

 

まとめ

マウスピース矯正中に飲める飲み物、避けるべき飲み物を把握することは、治療を成功させるために欠かせません。
特に、水や無糖の炭酸水は装着中でも安全ですが、それ以外の飲み物を摂取する場合は必ずマウスピースを外しましょう。

日常生活では、飲み物によるトラブルを避けるため、ストローを活用したり、外食時の適切なケアを実践することが大切です。

適切な飲み物選びとケアを習慣化することで、マウスピース矯正をスムーズに進めるとともに、美しい歯並びを手に入れる第一歩を踏み出しましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

監修者

成田 展章 | Nobuaki Narita

東北大学歯学部卒業後、千葉国際インプラントセンターに勤務、
2015年しらかわファミリー歯科開業、2021年川口サンデー歯科・矯正歯科開業

【略歴】
東北大学歯学部 卒業
千葉国際インプラントセンター
しらかわファミリー歯科開業
川口サンデー歯科・矯正歯科開業

 

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