矯正治療中に引っ越しが決まったら？転院の流れを徹底解説

川口市イオンモール川口3階の歯医者・矯正歯科「川口サンデー歯科・矯正歯科」です。
矯正治療は1年以上かかるため、途中で転勤や進学、結婚などで引っ越しが決まることもあります。
その際「治療はどうなるのか」「転院できるのか」「費用は返金されるのか」といった不安を感じる方も多いでしょう。
矯正治療は歯科医院によって治療方針や使用する装置が異なり、スムーズに転院できないケースもあります。
今回は、矯正治療中に引っ越しする際の転院の流れや費用、スムーズに治療を継続するためのポイントを解説します。
適切な準備をすることで、無駄な時間や費用を抑えながら治療を続けることができます。

矯正治療中に引っ越しが決まったら最初にすべきこと

できるだけ早く主治医に相談する

矯正治療中に引っ越しが決まった場合、まずは主治医に相談しましょう。
治療の進行状況を把握し、転院の可否や適切な対応策を確認することが大切です。
転院が必要な場合は、紹介状や治療記録の準備を依頼する必要があります。
歯型やレントゲン写真などの資料を転院先に持参することで、スムーズに治療を継続できます。

転院するか通い続けるか判断する

引っ越し後も現在の歯科医院に通い続けることができるかを検討しましょう。
矯正治療の通院頻度は1～3か月に1回程度のため、新しい居住地からの距離や交通費を考慮し、通院を続けるか転院するかを決めます。
特にマウスピース矯正を使用している場合は、オンライン診療を活用して通院頻度を減らせる可能性もあります。

転院する場合の必要な準備

転院を決めた場合、以下の書類を主治医に準備してもらいましょう。

・紹介状（現在の治療計画、使用している装置の詳細）
・レントゲン写真
・歯型模型や口腔内写真
・治療の進行状況に関する記録

これらの資料があれば、転院先の歯科医院でも治療をスムーズに引き継ぐことができます。
ただし、資料の準備には時間がかかることがあるため、引っ越しの1か月前には依頼しておくのが理想的です。

矯正の転院先を選ぶ際のポイント

現在の矯正装置に対応しているかを確認する

矯正治療にはワイヤー矯正やマウスピース矯正などさまざまな種類があります。
医院によって取り扱っている装置が異なるため、転院先で現在の治療を引き継げるかを確認することが重要です。
例えば、インビザラインのようなマウスピース矯正の場合、転院先も同じメーカーの装置を扱っているか確認しましょう。

治療方針の違いに注意する

歯科医によって治療方針が異なるため、転院後に治療計画が変わる可能性があります。
例えば、現在の医院では非抜歯矯正を勧めていても、転院先では抜歯が必要と判断されることがあります。
転院前にしっかりとカウンセリングを受け、治療の方向性を確認しましょう。

矯正治療の転院の流れとスムーズに進めるコツ

転院先を決める前に確認すべきこと

転院をスムーズに進めるためには、以下の点を事前に確認しておきましょう。

・現在の治療方針と転院先の治療方針が合っているか
・転院先の治療費用が予算内に収まるか
・矯正専門の歯科医院であるか（矯正治療の実績が豊富な医院を選ぶと安心）

また、転院前の医院と転院先の医院が連携している場合、紹介がスムーズに行えることもあります。
まずは主治医に相談し、転院候補の医院を紹介してもらうのも良いでしょう。

矯正治療の転院でかかる費用と追加の治療費

転院先で発生する追加費用の可能性

転院時には、新たに検査や装置の調整が必要になることがあります。
転院先の医院によっては、治療計画の再評価を行い、改めて治療プランを作成するための費用がかかることがあります。
特に、ワイヤー矯正のブラケットの種類が異なる場合や、マウスピース矯正で使用するメーカーが違う場合、新しい装置の作成が必要になり、その分の費用が発生することがあります。

治療期間の延長とその影響

転院により治療計画が変更される場合、予定よりも治療期間が長くなる可能性があります。
例えば、転院先で治療方針が異なり、新たな矯正装置を導入する場合、一時的に後戻りが発生することもあります。
治療が長引くことで調整料が増え、結果的に費用がかさむ可能性があるため、転院の際は事前にしっかりと説明を受けましょう。

まとめ

矯正治療中に引っ越しが決まった場合、まずは主治医に相談し、転院の可否を確認することが大切です。
転院する場合は、紹介状や治療記録を準備し、現在の治療を引き継げる歯科医院を選びましょう。
転院には追加費用が発生する可能性があるため、治療費の返金制度を確認しながら慎重に判断することが重要です。
通院可能な範囲であれば、現在の医院に通い続ける選択肢も検討してみてください。

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。