川口市イオンモール川口3階の歯医者・矯正歯科「川口サンデー歯科・矯正歯科」です。
マウスピース矯正をしていると、「しっかり装着しているはずなのに浮いている気がする」と不安に感じることはありませんか。
マウスピースの浮きを放置すると、歯が計画通りに動かず、治療期間が長引いたり、追加の治療が必要になる可能性があります。
矯正治療の専門家も、マウスピース矯正の成功には歯との密着が不可欠であると指摘しています。
今回は、マウスピースが浮く主な原因やその影響、適切な対処法について詳しく解説します。
浮きの原因を正しく理解し、早めの対策を行うことで、スムーズに理想の歯並びへ近づけることが可能です。
最後まで読むことで、マウスピース矯正の失敗を防ぎ、安心して治療を継続するための具体的な方法が分かります。
マウスピース矯正が浮くとは?確認すべきポイント
放置するとどうなる?浮きのリスクを解説
マウスピースが浮く主な原因とは?
浮いてしまった場合の対処法
まとめ
マウスピース矯正が浮いているとは、歯とマウスピースの間にわずかな隙間ができ、フィットしていない状態を指します。
通常、交換後2~3日経つと歯が移動し、フィット感が向上しますが、1週間以上経過しても目視で確認できるほどの浮きがある場合は注意が必要です。
特に1mm以上の隙間が続く場合は、歯科医院への早急な相談をおすすめします。
前歯や奥歯の特定部分だけが浮くケースもあり、これは噛み合わせのズレや歯ぎしり、食いしばりによるものが考えられます。
また、マウスピース矯正では、アタッチメントの役割も重要です。
アタッチメントが外れている、または正しい位置についていない場合、マウスピースの密着度が低下し、浮きの原因となることがあります。
マウスピースが浮いたままの状態を放置すると、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びる可能性があります。
歯科矯正は段階的に歯を動かすことで理想的な歯並びへ導く治療ですが、マウスピースが密着していなければ、適切な力が加わらず、矯正が滞ります。
その結果、予定よりも多くの期間が必要になり、追加の治療費が発生する可能性があります。
さらに、浮きがあることで歯に不均等な圧力がかかり、歯が予定とは異なる方向へ移動してしまうリスクもあります。
こうしたズレは噛み合わせの悪化を招き、食事や発音に影響を及ぼすことがあります。
また、浮いた状態のマウスピースは口内の粘膜に干渉しやすく、頬の内側や歯茎を傷つけ、炎症や痛みを引き起こす可能性もあります。
マウスピースが浮く原因には、いくつかの要因が考えられます。
最も多い原因のひとつが装着時間の不足です。
マウスピース矯正では1日20時間以上の装着が推奨されていますが、装着時間が短いと歯の移動が追いつかず、マウスピースが正しくはまらなくなることがあります。
また、マウスピースの着脱方法にも注意が必要です。
例えば、装着時にチューイーを使用しないと、しっかりとフィットせず浮きが生じる原因となります。
さらに、着脱の際に片側から無理に外すことでマウスピースが変形し、正しい位置にフィットしなくなる場合もあります。
新しいマウスピースに交換した直後は、歯の位置よりもわずかに先を行く形状になっているため、違和感を感じることがありますが、通常2~3日以内に馴染むことが多いです。
ただし、それ以上経っても隙間が解消されない場合は、歯の移動が不十分である可能性があります。
さらに、高温の水での洗浄や保管時の不適切な取り扱いによって、マウスピースが変形することもあります。
歯ぎしりや食いしばりの強い人は、マウスピースに過度な負担がかかり、浮きの原因になることがあるため、就寝時の対策も重要です。
マウスピースが浮いていると感じた場合は、すぐに適切な対応を取ることが重要です。
軽度の浮きであれば、チューイーを使ってしっかりと噛み込み、密着度を高めることで改善できる場合があります。
チューイーを数分間しっかり噛むことで、マウスピースが歯に密着しやすくなります。
装着時間を1日20時間以上確保し、外す時間が長くならないように注意することも大切です。
それでも浮きが解消されない場合は、歯科医院へ相談し、マウスピースの状態を確認してもらいましょう。
場合によっては、1つ前のマウスピースに戻して調整することで、歯の動きをスムーズにする方法が取られることがあります。
マウスピースに破損や変形が見られる場合は、作り直しが必要になることもあります。
歯科医師と密に連携し、適切な対応を取ることが治療成功のカギとなります。
マウスピース矯正の成功には、しっかりと装着し、密着度を維持することが重要です。
浮きを感じた場合は、早めに対応し、チューイーの使用や装着時間の管理を徹底しましょう。
長期間の浮きを放置すると、治療計画が狂い、治療期間が延びる可能性があります。
普段からマウスピースの取り扱いに注意し、定期的に歯科医院で状態を確認することで、理想の歯並びに着実に近づけます。
正しい知識と適切な対応で、安心してマウスピース矯正を進めましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
東北大学歯学部卒業後、千葉国際インプラントセンターに勤務、
2015年しらかわファミリー歯科開業、2021年川口サンデー歯科・矯正歯科開業
【略歴】
・東北大学歯学部 卒業
・千葉国際インプラントセンター
・しらかわファミリー歯科開業
・川口サンデー歯科・矯正歯科開業
川口市イオンモール川口3階の歯医者・矯正歯科
川口サンデー歯科・矯正歯科
住所:埼玉県川口市安行領根岸 3180 イオンモール川口3階
TEL:048-287-8010